巨大薪ストーブ

ビルの柱などによく使用されるコラムで作成したストーブです。

重量６５０キロ、サイズ６５０ミリ×６５０ミリ×２０００ミリ、鉄の厚みは１６ミリ

いくら燃やしても、このストーブが赤くなった事を見たことがない。

故に超遠赤！波長の長い遠赤は、柔らかい物体を通り抜け個体に反応するので

ストーブにあたっていると骨から暖まり非常に気持ちがいい。それでいて空気の温度を

上げないので温風式暖房機にありがちなモアッとした感じがまるでない。

火力は強力でブルーヒーター例えるなら５台分くらい

普段は蒸発皿を載せてあるが１日に蒸発する水の量は約１００Ｌ。

ただ蒸発させるのは無駄なので、ジップロックに玉ねぎのみじん切りと牛肉、要はカレーの具材を

全部入れて３日も蒸発皿に入れておけば極上のカレーが出来上がる。

１００度以上には加熱されないので焦げる心配が全くなく、野菜などの水分も逃げないので

わざわざ水を入れる必要はない。すべてを素材の水分で出来るので濃厚な味に仕上がる。

是非お試しあれ。玉ねぎは何キロものみじん切りを１週間も入れておけば超アマ玉の出来上がり。

これほど巨大になるとさすがに自然排気では煙を吸いきれないので集合煙突に

強制ファンを取り付けてある。このファンはインバーター制御で回転を自由に可変できるので、

薪であれば、着火時はＭＡＸ回転で一気に薪に火をつけ、その後はゆっくりとした空気の流れで

薪を長持ちさせたり、ゴミ・生ごみなどは超ＭＡＸで完全焼却をさせる事もできる。

チュークリンで捕まったネズちゃんも完全燃焼！

この巨大ストーブは３台目で、試行錯誤しながら出来上がった究極の一品である。

唯一欠点は重過ぎ！でかすぎ！一般住宅では床の状態もチェックしておく必要がある。

私はこのストーブもエコの一環であると思っております。