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ビリヤード編

ビリヤードと出会ったのは22歳の頃だった。

行きつけの店addがあった宮本ビルの3階にビリヤード台のある飲み屋があった。

たまたまaddのマスターとビリヤードをやりに行くことになってゲームをしたところ

ガッツリはまってしまった。とにかく面白かった。なかなか勝てないんだけど

たまには偶然に入ることがあったりして時間を忘れて撞きまくった。

何回か通ったけれど、さすがに20代でビリヤードをするために飲み屋通いは

身の破滅につながるので、そのうちにビリヤード専門の店に通うようになった。

そこは帯広では老舗のダイヤというお店。菅原さん元気ですか!

専門のお店だけあって、もちろんポケットもあったけどその他にも穴のないテーブルが2種類。

それはスリークッションと四つ玉台。最初ポケットを撞いていたんだけど、店のマスターが

「ビリヤードは四つ玉が基本」なんていうから少しは上手くなれるかと思ってチャレンジ。

四つ玉の常連は、やたら年寄りが多くて非常にじみ~な感じ。

ポケットばっかりやっていたので穴のないテーブルはわからない事だらけ。

マスターのおススメで四つ玉キューを買う羽目になった。アダムのキューで4万円くらいだったかな。

初めてのマイキュー。まあ毎晩のように通った。相手は年寄りばっか。コツコツいつまでも終わらない。

数十年のキャリアのある年寄りに勝てるわけもなく、そのうちに若者の集まる店に行くようになった。

やっぱり若者はポケットだよね。穴に落ちて玉が減っていくのがいい感じ。

当時映画ハスラーの影響でビリヤード場は、とにかく多かった。

そこでも随分通った。朝明るくなるまで撞いていた。酒を飲みながら。

当時スキーにもはまっていて、サホロスキー場と富良野スキー場のシーズン券を買って峠を

越えれないときにはサホロ、越えれたら富良野という具合に使い分けていた。そんな中、

時間がないときには芽室嵐山スキー場にも顔を出していた。スキーの後には

やっぱりちょっとビリヤードもしたくなるものである。

当時芽室町にはビリヤードのできる喫茶店が一軒あった。何度か通っているうちに

その店のママが当時独身だった私に「19歳のいい子がいるので会ってみない」

と悪魔のささやきをつぶやいた。そんなに上手い話があるわけないと思いながら誘惑に負けて

会うことになった。それが今の嫁である。

その店でも一緒にビリヤードをしたり楽しんでいた。

結婚後、その店も閉店し、すっかり忘れていたある日、一本の仕事の電話が入った。

その仕事内容は、嫁と初めて会った芽室の喫茶店のビリヤード台の撤去だった。

運命を感じた。今、自宅にある台は当時二人で撞いた台である。

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